私は接客業に就いており、男性よりも女性の方が多い職場で働いています。業務内容の変化が激しく覚えることが多い職種であるため、結婚や出産を理由に一度職を離れた女性スタッフが復帰するということは非常に珍しく、必然的に若い女性が多く働く職場になっています。私は今年32歳になりますが、女性スタッフの中では上から数えた方が早いような職場です。これはこの職種では珍しくなく、お客さんも若い女性が働く職場という認識があるため、たまたま男性スタッフばかりの日にはお客さんから珍しいねと声をかけられるほどです。そのような職場環境だと特に結婚や出産などの仕事を辞める理由がなくても、長くは続けられない仕事と漠然と感じてしまいます。
私の職場に限ったことではなく、女性が仕事をしていく上で年齢は気にする点だと思います。しかし反対に、年齢を重ねるたびに経験が増え、技術や知識が身に付くことで周囲からの信頼が増し、働くことに充実感を得られるような職種もあると思います。その1つが看護師の仕事です。私が以前入院していた時のことですが、毎日点滴をしており、ずっと同じところに針を刺しておくことができないとのことで1日おきくらいの間隔で点滴の場所を変えていました。もともと血管が出にくい上に以前針を刺していた箇所には刺せないため、若い看護師さんには難しかったようで、いつもベテランオーラのある年配の看護師さんを呼んできて、その看護師さんが点滴の注射をしてくれてました。患者側からしても若い看護師さんよりも年配の看護師さんの方が経験が豊富そうで安心感があります。実際に働いてみると違うのかもしれませんが、看護師の仕事は年齢を重ねるほどやりがいがある仕事のように思います。